2026年の節分は、京都の吉田神社で盛大に行われる豆まきに参加してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
京都には数多くの神社仏閣がありますが、その中でも「節分といえば吉田神社」と言われるほど、この神社の節分祭は別格の存在感を放っています。
しかし、いざ行こうと決心しても、実際に訪れるとなると不安な点は尽きませんよね。
「儀式はいったい何時から始まるの?」「ものすごい混雑だと聞くけれど、身動きは取れるの?」「楽しみな屋台はどのくらい出ているの?」など、気になることが山積みだと思います。
特に吉田神社の節分祭は、単なる地元の行事という枠を超え、全国から参拝者が訪れる巨大なイベントです。
事前にしっかりと情報を整理し、戦略を練っておかないと、ただ人の波に揉まれて疲れて帰ってくるだけ……なんてことにもなりかねません。
だからこそ、これから行く皆さんには、効率よく、そして何より心から楽しんでほしいと願っています。
この記事では、2026年の節分祭を120%楽しむためのポイントを、初心者の方にも分かりやすく徹底的に解説していきます。
厳粛な神事のスケジュールから、思わず目移りしてしまう屋台グルメの攻略法、そして絶対に知っておきたい混雑回避のテクニックまで、余すところなくお伝えしますね。
この記事で分かること
- 2026年の開催日程と儀式の詳細なタイムスケジュール
- 約800軒も並ぶ圧巻の屋台の種類と楽しみ方
- 混雑を賢く回避するための時間帯とアクセス戦略
- 豪華賞品が当たることで有名な抽選券付き福豆の情報
本記事の内容
京都吉田神社の豆まき2026年の日程と時間
吉田神社の節分祭は、単に「鬼は外、福は内」と豆をまくだけのイベントではありません。
平安京の表鬼門を守る守護神としての歴史的背景を持つ、非常に格式高い神事です。
実はこのお祭り、節分当日だけではなく、その前後を含めた3日間にわたって行われる壮大なストーリー仕立ての儀式なんですよ。
「穢れを祓い、神様をお迎えし、古いものを燃やして再生する」という一連の流れを知っていると、祭りの見え方がガラリと変わります。
ここでは、2026年のスケジュールと、絶対に見逃せない儀式の詳細について、その意味合いも含めて深く解説していきます。

2月2日から4日までの詳細スケジュール
2026年の節分祭は、2月2日(月)から4日(水)にかけて行われます。
「平日だから少しは空いているかな?」と期待されるかもしれませんが、吉田神社の節分祭に関してはその油断は禁物です。
例年、約50万人もの参拝者が訪れると言われており、平日であっても夕方以降は大変な賑わいを見せます(出典:吉田神社『節分祭について』)。
3日間の動きを把握し、自分がどの儀式を目当てに行くのかを明確にしておくことが大切です。
まずは、以下の詳細スケジュール表をご覧ください。
| 日程 | 時間 | 行事名 | 内容と詳細な見どころ |
|---|---|---|---|
| 2月2日(月) | 08:00~ | 節分前日祭 疫神祭 | 【祭りの幕開け】 本宮と大元宮中門にて行われます。 前年の疫神や災厄を鎮め、祭りの期間中の安全と、 これから始まる一年の無病息災を祈願する 重要なスタート地点です。 |
| 2月2日(月) | 18:00~ | 追儺式 (鬼やらい) | 【最大の見どころ】 本宮前舞殿にて斎行。 平安時代の宮中儀式を忠実に再現したもので、 方相氏が三色の鬼を追い払う勇壮な姿は必見です。 これを見るために数時間前から場所取りをする人もいます。 |
| 2月3日(火) | 08:00~ | 節分当日祭 | 【招福の儀式】 節分当日の朝、本宮にて行われる厳粛な祭典です。 除災招福を祈り、改めて心身を清めます。 前日の熱狂とは打って変わり、 朝の境内は凛とした空気に包まれます。 |
| 2月3日(火) | 23:00~ | 火炉祭 (かろさい) | 【浄化と再生の炎】 三ノ鳥居前にて。 参拝者が納めた古い神札やお守りを、 巨大な火炉で焚き上げます。 祭りのクライマックスであり、深夜の炎は神秘的です。 |
| 2月4日(水) | 09:30~ | 節分後日祭 | 【祭りの締めくくり】 本宮にて斎行。 無事に祭りが終了したことを神様に報告し、 日常への回帰を促します。 この儀式が終わると、 境内は徐々に静けさを取り戻していきます。 |
| 2月4日(水) | 13:00頃 | 抽選会 | 厄除福豆に付いている抽選券の当選番号が決定されます。 ※結果発表は翌日以降に掲示板やHPで行われます。 |
この表を見ていただくと分かる通り、2月2日の「前日祭」から始まり、4日の「後日祭」まで、儀式は切れ目なく続いています。
特に注目していただきたいのは、2日の夕方から3日の深夜にかけての時間の流れです。
2日の18時に「追儺式」で悪鬼を追い払い、興奮冷めやらぬまま3日を迎え、そして3日の深夜23時に「火炉祭」で全てを浄化する。
この一連の流れは、まさに「陰から陽へ」「死と再生」といった宗教的なドラマを体感できるプロセスなんですね。
可能であれば、2日の夕方と3日の深夜、この2つのピークタイムを体験してみることを強くおすすめします。
迫力の鬼が登場する追儺式の見どころ
吉田神社の節分祭を語る上で絶対に外せないのが、2月2日の18時から本宮前の舞殿で行われる「追儺式(ついなしき)」、通称「鬼やらい」です。
皆さんがイメージする「お父さんが鬼のお面を被って豆を投げられる」ような微笑ましい豆まきとは、全く次元が異なります。
これは、平安時代初期に宮中で行われていた厄除けの儀式を、古式ゆかしく、かつダイナミックに再現した伝統芸能のような神事なのです。
まず注目すべきは、鬼を追う主役である「方相氏(ほうそうし)」の異様な姿です。
黄金に輝く四つ目の仮面を被り、右手には矛(ほこ)、左手には盾を持っています。
「四つの目」というのは、東西南北の四方を常に見渡し、どこに隠れている悪鬼も見逃さないという強い監視能力を表しているそうです。
方相氏は、「侲子(しんし)」と呼ばれる子供たちを従えて境内を巡り、大きな声で鬼を威嚇します。
その姿は神聖でありながら、どこか恐ろしさも感じさせ、見る者を圧倒します。
そして、方相氏に対峙する「鬼」たちにも、深い意味が込められています。
登場するのは赤、青、黄の3色の鬼ですが、彼らは単なる悪役ではなく、仏教における「三毒(むさぼり・いかり・おろかさ)」など、人間の心に潜む煩悩を具現化した存在なのです。

鬼の色が表す「心の闇」
- 赤鬼:
すべての悪心の象徴。「怒り」や尽きることのない「貪欲(とんよく)」を表します。
燃え上がるような衝動的な感情をイメージさせます。 - 青鬼:
「悲しみ」や「憎しみ」、そして他者への「嫉妬」を表します。
冷酷さや、貧相な心根を象徴するとも言われています。 - 黄鬼:
「苦しみ」や「執着(我執)」、甘えを表します。
自分勝手なこだわりや、疑心暗鬼の心を表しているそうです。
儀式のクライマックスでは、方相氏がこれらの鬼を追い詰め、最後に上卿(しょうけい)と呼ばれる神職が「桃弓(ももゆみ)」と「葦矢(あしや)」を放って完全に退散させます。
この時、「鬼やろう!」という独特の掛け声が境内に響き渡り、観衆の興奮は最高潮に達します。
自分自身の心の中にある「怒り」や「妬み」といったネガティブな感情を、目の前の鬼に重ね合わせ、それが祓い清められていく様子を見届ける。
これこそが、追儺式の持つ最大のカタルシス(精神の浄化作用)なのだと私は感じます。
非常に混雑しますが、ぜひ一度は生で見ていただきたい光景です。
豪華賞品が当たる抽選券付き福豆の値段
吉田神社の節分祭を訪れた参拝者が、こぞって買い求めるものがあります。
それが「厄除福豆」です。
もちろん、厄除けのために祈祷されたありがたいお豆なのですが、人気の秘密はそれだけではありません。
実はこの福豆、「豪華賞品が当たる抽選券」が付いているのです。
価格は1袋300円。
この手頃な価格設定が絶妙で、参拝者は「厄除けのお守り代わり」として、そして「新年の運試し」として、ついつい複数袋購入してしまいます。
私自身も「まあ300円だし、外れても豆は食べられるし…」と言い訳しながら、気づけば5袋くらい買っていたことがありました。
この「損をしない宝くじ」のようなシステムが、吉田神社の福豆を爆発的に普及させている要因なんですね。
そして、特筆すべきはその賞品のラインナップです。
「神社の福引きだから、タオルとかお菓子くらいでしょ?」なんて侮ってはいけません。
協賛企業の顔ぶれを見ると、京都を代表する有名企業がずらりと並んでおり、その内容は百貨店の初売り福袋にも匹敵する豪華さです。
| 特賞 | 自動車(トヨタ ルーミーなど) ※車種は年によって変わりますが、車が当たるというのは最大のインパクトです。 |
|---|---|
| 家電 | 大型液晶テレビ、ロボット掃除機、空気清浄機、最新ゲーム機など 生活を豊かにする高額家電が多数用意されています。 |
| グルメ | 老舗料亭のお食事券、高級すき焼き肉、カニ、日本酒(月桂冠など)、ビール1ケース 食の都・京都ならではの美味しい賞品も目白押しです。 |
| 伝統工芸 | 京扇子、和雑貨、西陣織の小物 観光客にも嬉しい、京都らしいアイテムも揃っています。 |
この抽選会は、企業にとっては50万人の参拝者に名前をアピールできる絶好の広告機会であり、参拝者にとっては夢を買うエンターテインメントとなっています。
まさにWin-Winの関係で成り立っている経済エコシステムと言えますね。
購入のタイミングに注意!
福豆は期間中販売されていますが、例年、最終日の2月4日午後には売り切れてしまうことがあります。
「後で買おう」と思っていると、チャンスを逃してしまうかもしれません。
確実に手に入れたい場合は、2月2日か3日の早い時間帯に確保しておくことを強くおすすめします。
また、抽選結果は4日以降に神社の境内や公式ホームページで発表されますので、遠方の方はネットで確認をお忘れなく。
巨大な火炉祭など豆まき以外の祭事
節分祭のクライマックスとして、2月3日の夜遅くに行われるのが「火炉祭(かろさい)」です。
「お焚き上げ」という言葉を聞いたことがあると思いますが、吉田神社のそれはスケールが桁違いです。
三ノ鳥居前に設置される火炉は、八角形の巨大な構造物で、直径・高さともに約5メートルにも及びます。
まるで小さな建物のような大きさです。
ここに、参拝者が一年間お世話になった古いお札やお守り、だるまなどが山のように積み上げられます。
儀式は23時という深夜に始まります。
神職による祝詞が奏上された後、火炉に点火されると、炎は一気に夜空へと駆け上がります。
その火柱の高さは数メートルから十数メートルにも達し、周囲を昼間のように明るく照らし出します。
パチパチという音と共に舞い上がる火の粉、そして圧倒的な熱量。
この炎は、旧年の全ての災厄や穢れを焼き尽くし、清浄な状態へとリセットする「浄化の力」そのものです。
また、立ち上る煙に乗って、お札に宿っていた神々が天上の世界へ帰っていくとも信じられています。

印象的なのは、その場の独特な空気感です。
深夜にもかかわらず、境内には多くの人が集まり、炎を見つめています。
近くには京都大学があるため学生さんの姿も多く、厳粛な神事でありながら、どこか祭りの終わりの寂しさと高揚感が入り混じったような、カオスでエモーショナルな雰囲気が漂っています。
2月の京都の深夜は底冷えが厳しく、足元の感覚がなくなるほど寒いのですが、火炉の近くに行くと顔が熱くなるほどの熱気を感じます。
この「冷気と熱気」のコントラストも、火炉祭の醍醐味の一つかもしれません。
翌日から始まる新しい春(立春)を清々しい気持ちで迎えるための、最高の通過儀礼と言えるでしょう。
特別な神符である疫神斎のご利益
節分祭の期間中に吉田神社を訪れるなら、絶対に授与していただきたい特別な神符があります。
それが「疫神斎(えきじんさい)」です。
通常のお札とは異なり、このお札は節分祭の期間中のみ授与される限定品です。
最大の特徴は、その鮮烈な黄色です。
いわゆる「梔子(くちなし)色」に染められた紙に、不思議な文字が書かれています。
なぜ黄色、それもクチナシ色なのでしょうか?
ここには、日本人の言葉遊びと呪術的な意味が隠されています。
古来より、クチナシの実から採れる黄色い染料には、解毒や鎮静の作用があると考えられ、魔除けの色として大切にされてきました。
そして何より、「クチナシ」という名前が「口無し」に通じるとされています。
これは、「災いを語る口が無い」、転じて「悪口や災厄が家に入ってこないように戸口を塞ぐ」という意味を持つ強力な言霊(ことだま)となっているのです。

このお札は、江戸時代の後水尾天皇の御宸筆(ごしんぴつ=天皇の直筆)を写したものと伝えられており、その由来からも高い格式と霊力が感じられます。
授与所には、この鮮やかな黄色いお札を求める人々で長い列ができます。
手に入れたら、家の玄関の内側や神棚にお祀りしましょう。
そうすることで、外から入ってこようとする疫病神や災難をシャットアウトし、一年間の無病息災と家内安全を守ってくれる最強のアミュレット(お守り)となります。
インテリアとしても存在感抜群のこのお札、ぜひ手に入れてご利益を授かってくださいね。
京都吉田神社の豆まきで屋台や混雑を楽しむ
厳粛な神事の側面をお伝えしてきましたが、吉田神社の節分祭の魅力はそれだけではありません。
むしろ、多くの参拝者にとっての楽しみは、神事と並ぶ(あるいはそれ以上の?)「食の祝祭空間」としての側面にあります。
参道から境内全域を埋め尽くす屋台の数々は、まさに圧巻の一言。
ここからは、お腹も心も満たされる屋台巡りの楽しみ方と、避けては通れない混雑への対抗策について詳しくお話しします。

境内を埋め尽くす800軒もの屋台の種類
「屋台がたくさん出る」とは聞いていましたが、実際に初めて訪れた時はその数に度肝を抜かれました。
吉田神社の節分祭に出店する露店の数は、なんと約800軒。
これは京都の祭りの中でも最大規模であり、西日本の露店商が集結しているのではないかと思うほどの数です。
東一条通の入口から神社の境内、そして裏参道に至るまで、びっしりと屋台が立ち並び、提灯の明かりが延々と続く光景は「光の川」のようです。
屋台のラインナップも多種多様で、何を食べようか迷う時間すら楽しいエンターテインメントです。
私の観察に基づく屋台のトレンドとおすすめを紹介します。
おすすめ屋台グルメコレクション
- 地元の名店が出す「本気のグルメ」
普段は屋台を出さないような京都の有名店が出店していることがあります。
特に人気なのが、南禅寺参道の湯豆腐の名店などが提供する「湯豆腐」や「熱燗」です。
発泡スチロールの器ですが、味は本格派。
冷え切った体に染み渡る出汁の味は、涙が出るほど美味しいですよ。 - 進化系定番グルメ
たこ焼きや焼きそばといった定番も、具材が豪華だったり、「京都九条ネギたっぷり」だったりと進化しています。
最近では「10円パン」や巨大な「フライドポテト」など、SNS映えを意識したメニューも若者に大人気です。 - 多国籍・エスニック屋台
スパイシーな香りに誘われて行くと、ケバブやタンドリーチキン、トッポギなどの韓国料理の屋台も増えています。
国際色豊かな京都らしく、様々な国の味が楽しめるのも魅力です。 - スイーツ天国
デザートも充実しています。
「出町のたい焼き」のような行列必至の人気店から、フルーツ飴、ベビーカステラ、チョコバナナまで。
食べ歩き用のスイーツを片手に境内を散策するのは至福の時間です。
屋台のおじちゃん、おばちゃんとの会話も祭りの醍醐味。「おまけしとくよ!」なんて言われると、ついつい嬉しくなってしまいますよね。
ただし、人気店には長蛇の列ができます。
お目当てのものを見つけたら、迷わず並ぶのが鉄則です。「後で戻ってこよう」と思っても、人の波に流されて戻れないことが多いですから。
期間中の混雑状況と回避するポイント
これだけ魅力的なお祭りですから、当然ながら混雑は避けられません。
50万人という数字は伊達ではありません。
特に混雑が激しく、もはや「歩く」というより「流される」状態になるのが以下の時間帯です。
【危険レベル】激混雑タイム(覚悟が必要)
- 2月2日 18:00~20:00頃
追儺式(鬼やらい)の前後です。
この時間帯、表参道や東一条通は人で埋め尽くされ、身動きが取れなくなります。
小さなお子様連れや、人混みが苦手な方は避けたほうが無難なレベルです。 - 2月3日 夕方~夜
仕事終わりの地元の方や観光客が殺到し、屋台エリアはカオス状態になります。
では、どうすれば快適に楽しめるのでしょうか?
「混雑回避の裏ワザ」は次のようになります。
【推奨レベル】狙い目の時間帯
ズバリ、2月2日・3日の昼間(10:00~15:00頃)です。
この時間帯であれば、まだ人出もピークには達しておらず、比較的スムーズに歩くことができます。
屋台も10時頃から営業を始めている店が多いので、並ばずにグルメを楽しむことができます。
ゆっくりと参拝し、お札や福豆を購入し、屋台でお腹いっぱい食べて、夕方の混雑が始まる前にサッと帰る。
これが最もストレスフリーな楽しみ方です。
もし「鬼やらい」を見たい場合は、昼間から場所取りをして待機するか、遠目に見る覚悟を決めて夜に行くかの二択になります。
ご自身の体力や目的に合わせて、賢く時間を選んでくださいね。
また、京都の冬は足元から冷えます。
混雑の中で立ち止まることも多いので、靴用カイロや厚手の靴下などの防寒対策は必須です。

交通規制とアクセス方法や駐車場の有無
ここが一番重要なポイントかもしれません。
遠方から車で行こうと考えている方、今すぐその計画を見直してください。
節分祭の期間中、吉田神社には参拝者用の駐車場は一切ありません。
それどころか、周辺一帯で大規模な交通規制が敷かれます。
車での来場は絶対にNGです
具体的な規制状況は以下の通りです。
- 東一条通の歩行者天国化:
メインルートである東一条通は車両通行止めになります。 - 京都大学構内の封鎖:
隣接する京都大学吉田キャンパスも、節分祭に合わせて構内の通り抜け規制を実施します。
正門などが閉鎖され、関係者以外は立ち入れなくなるため、抜け道としての利用もできません。 - 周辺道路の渋滞:
東大路通などの主要幹線道路も、バスやタクシー、送迎の車で大渋滞が発生します。
近隣のコインパーキングを探そうとしても、同じことを考えている車で溢れかえっており、空車を見つけるのは宝くじに当たるより難しいかもしれません。
「ちょっと近くまで車で…」という軽い気持ちで行くと、渋滞に巻き込まれるだけですので、公共交通機関の利用を強く、強くおすすめします。
電車やバスを使ったおすすめの行き方
では、どのルートでアクセスするのが正解なのでしょうか。
京都市バスも便利ですが、節分祭の期間中はダイヤが乱れがちです。
渋滞に巻き込まれず、かつ祭りの雰囲気も楽しめる「王道ルート」を紹介します。
【推奨】京阪電車「出町柳駅」からの徒歩ルート
最もおすすめされているのは、京阪電車「出町柳駅」から徒歩で向かう方法です。
- 所要時間:
徒歩約20分 - ルート:
出町柳駅を出て川端通を南下し、東一条通を東へ進みます。
「20分も歩くの?」と敬遠されるかもしれませんが、実はこのルートこそが節分祭の表玄関なのです。
東一条通に入った瞬間から、道路の両脇には屋台がずらりと並び始めます。
焼きそばのソースの匂いや、賑やかなお囃子の音を聞きながら、屋台を冷やかして歩いていると、20分なんてあっという間です。
徐々に神社の鳥居が近づいてくる高揚感は、バスやタクシーでは味わえない体験です。
市バスを利用する場合の注意点
どうしても歩くのが難しい場合は、市バスを利用することになります。
最寄りのバス停は「京大正門前」(徒歩約5分)です。
京都駅からは206系統、四条河原町からは201系統などが走っています。
ただし、前述の通り東大路通は大渋滞します。
バスが満員で乗れなかったり、乗れても全く進まなかったりすることは覚悟しておいてください。
また、過去には節分祭期間中に臨時バス(京都駅~吉田神社など)が運行された実績もあります。
最新の運行情報は、京都市交通局の発表を直前に確認するようにしましょう。
京都吉田神社の豆まきを楽しむためのまとめ
ここまで、2026年の吉田神社節分祭について、日程から屋台、混雑対策まで詳しく解説してきました。
吉田神社の節分祭は、古都京都の伝統的な神事の厳かさと、現代のエネルギッシュな祝祭空間が見事に融合した、唯一無二のイベントです。
最後に、この記事のポイントを改めてまとめておきます。当日、スマートに行動するためのチェックリストとして活用してください。
吉田神社節分祭 攻略の鉄則
- メインイベントを見逃すな:
2月2日18時の「追儺式(鬼やらい)」と、3日23時の「火炉祭」がハイライト。 - 福豆は早めにゲット:
豪華賞品が当たる抽選券付き福豆(300円)は、売り切れ前の2日か3日に確保し、運試しを楽しむ。 - 屋台は昼間が狙い目:
約800軒の屋台をゆっくり楽しみたいなら、2日・3日の昼間(10:00~15:00)に行くのがベスト。 - アクセスは電車と徒歩で:
車での来場は絶対禁止。京阪「出町柳駅」から屋台を楽しみながら歩くルートが最も確実で楽しい。 - 防寒対策は万全に:
夜の冷え込みは厳しいので、カイロや防寒着をしっかり準備する。
一年の穢れを祓い、新しい春の福を招き入れる節分。
吉田神社の圧倒的なエネルギーの中で過ごす時間は、きっとあなたの心身をリフレッシュさせ、素晴らしい一年のスタートを切るきっかけになるはずです。
しっかり準備をして、平安の昔から続く熱狂的な夜を、五感すべてで楽しんできてくださいね。
皆様のもとに、たくさんの「福」が訪れますように。