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いよいよ大晦日が近づいてくると、新年を迎える準備で慌ただしくなりますね。大掃除や買い出しも大切ですが、「新年を迎える前に髪をさっぱりさせたい」というのも、多くの人に共通する気持ちではないでしょうか。新年は親戚や知人とも顔を合わせる機会も増えますし、何より自分自身が清々しい気持ちで一年をスタートさせたいものです。

そんな時、予約なしで手軽に利用できるQBハウスは、年末の忙しいスケジュールの合間を縫って行くのに本当に便利です。しかし、ここで大きな問題が立ちはだかります。それが「年末年始、特に大晦日の営業時間はどうなっているのか?」という疑問です。

私自身、よくイオンモールやららぽーとなどの商業施設に入っている店舗を利用するのですが、年末年始は施設全体が短縮営業になるため、QBハウスの営業時間も通常とは大きく異なることがほとんどです。「一体何時から開いていて、カットの受付は何時までに済ませればいいのか?」「もしかして元旦は営業しているのか?」「そして当日の混雑はどれくらいなのか…」と考え始めると、不安になってしまいますよね。年末の貴重な時間を無駄にして、無駄足を踏むことだけは避けたいものです。

この記事では、「qb ハウス 大晦日」の営業に関するそうした疑問や不安を解消するため、営業時間の決まり方の背景にある構造的な理由から、店舗タイプごとの傾向、そして最も確実な確認方法まで、私の知る情報をできるだけ詳しくご紹介していきます。

記事のポイント
  • 大晦日の営業時間が「全国一律でない」構造的な理由
  • イオンやアトレなど、商業施設ごとの閉店時間の傾向
  • 当日の混雑予測と、「受付終了」に関する最大の注意点
  • 年末年始の正確な情報を「出発直前」に調べる唯一の方法

qb ハウス 大晦日の営業パターン

大晦日にQBハウスの利用を計画している場合、まず大前提として「ほとんどの店舗で営業時間が通常と異なる」そして「その営業時間は全国一律ではない」ということを知っておくのが大切です。なぜ情報が統一されていないのか、その構造的な理由と、場所ごとの大まかな傾向を深掘りしていきましょう。

qb ハウス 大晦日の営業パターン
日本の行事・風物詩ガイド

年末年始の営業に関する基本方針

まず、QBハウスの公式なスタンスを確認してみましょう。公式サイトのFAQなどを調べると、営業については「年始を除き原則無休です(一部店舗を除く)」といった主旨の記載が見つかります。

「原則無休」という言葉は非常に心強いのですが、この一文には注意すべき点が2つあります。

ひとつは、「年始を除く」という言葉の解釈が曖昧である点です。この「年始」が、具体的に元日(1月1日)だけを指すのか、あるいは正月三が日(1月1日~3日)全体を指すのか、はっきりとは明記されていません。これはおそらく、後述する「入居施設の方針に従う」という大原則があるため、ブランドとして一律に「〇日まで休みます」と断言できない事情があるのだと私は推測しています。

そしてもうひとつ、これが最も重要なのですが、私たちが一番知りたい「大晦日(12月31日)」の扱いについては、この基本方針では直接言及されていないのです。これが、私たちが「大晦日は何時までやっているんだろう?」と毎年不安になり、検索する一番の原因だと私は考えています。

年末年始の営業に関する基本方針
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営業時間は入居施設で決まる

では、全国の店舗で統一された情報がない以上、大晦日の営業時間は一体何によって決まるのでしょうか。その答えは、QBハウスのビジネスモデルそのものに隠されています。

QBハウスの営業時間は、その店舗が入居している「商業施設」の方針に完全に左右されます。

これは、QBハウスの年末年始の営業を理解する上で、最も重要な「黄金律」と言ってもいいでしょう。私たちが普段利用するQBハウスは、独立した路面店よりも、「イオンモール〇〇店」や「アトレ〇〇店」、「〇〇駅構内店」のように、より大きな建物の一部を借りる「テナント」として入っているケースが圧倒的に多いはずです。

例えるなら、商業施設が「大家」で、QBハウスは「店子(たなこ)」の関係です。大家である商業施設自体が「大晦日は全館19時で閉館します」と決めれば、店子であるQBハウスが「うちはお客様がいるから21時までやります」ということは、物理的にも契約的にも不可能なわけです。

QBハウスがこのテナント型ビジネスモデルを採用しているのは、自前で集客せずとも、モールや駅が持つ高い集客力を利用できるという大きなメリットがあるからです。しかしその反面、営業日や営業時間といった「運営の自由度」は、大家である施設側の決定に強く依存することになります。これが、大晦日の営業時間が店舗ごとにバラバラになる構造的な理由なのです。

イオンモールの営業時間

それでは、具体的な施設チェーンごとに、大晦日の営業時間の傾向を見ていきましょう。まずは、全国に最も多く展開されている「イオンモール」に入っている店舗の傾向です。

私の印象では、イオンモールは年末年始も非常にアクティブに営業している施設の一つです。大晦日であっても、スーパー部分は通常通り、または少し早い程度で営業し、専門店街の営業も20:00や21:00までとする施設が目立ちます。これは、年末最後の買い出し需要や、年始の準備品を求めるお客様に応えるためでしょう。

ただし、ここで絶対に注意してほしいことがあります。それは、この「20:00」や「21:00」という時間は、あくまで「モール全体(専門店街)の閉店時間」であるということです。

イオンモールの営業時間
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「受付終了時間」はもっと早い!
QBハウスのようなサービス系テナントは、モールの閉店時間よりも30分~1時間ほど早く「受付終了」となる可能性が極めて高いです。例えば、モールが20:00閉店だとしても、QBハウスの受付は19:30や、場合によっては19:00に終了することがあります。

これは、最終受付のお客様のカットが終わるまでの時間(約10分)や、その後の清掃、レジ締めなどの時間を考慮しているためです。閉店時間ギリギリに行っても「本日の受付は終了しました」と言われてしまう可能性が非常に高いので、注意が必要です。

ららぽーとやアトレの営業時間

次に、「ららぽーと」や「アトレ」といった他の主要な商業施設も見てみましょう。これらはイオンモールとはまた少し異なる傾向があり、特にアトレは注意が必要です。

ららぽーとの傾向

三井不動産が運営する「ららぽーと」系列は、多くの施設で営業パターンが比較的統一されている印象があります。過去の年末年始の営業スケジュールなどを見ると、大晦日の物販店の営業は「19:00まで」(一部施設を除く)としているケースがよく見られます。

もちろん施設によって差はありますが、もし「ららぽーと」内のQBハウスを利用するつもりなら、「19:00が一つの大きな目安」となり、そこから逆算して「受付終了は遅くとも18:30頃かな?」と予測を立てることができそうです。イオンモールよりは早めに閉まる可能性を考慮しておくと良いでしょう。

アトレの傾向

JR東日本グループの「アトレ」は、主に駅ビル型という特性もあり、他の郊外型モールと比較して閉店時間が早い傾向にあります。

施設によっては大晦日は18:00や19:00に全館クローズとなるところも多く、かなり早めの行動が求められます。夕方頃にのんびり行くと、すでにお店が終わっていた…という事態になりかねません。

さらに、アトレにはもう一つ大きな特徴があります。それは、元日(1月1日)は全館休業とする施設が非常に多いことです。これは、駅ビルという特性上、元旦の利用客が少ないことや、従業員の福利厚生を重視する近年の傾向を反映しているのかもしれません。つまり、アトレ内のQBハウスを狙う場合、大晦日の営業時間が短いだけでなく、元旦も確実に休みになる可能性が高い、と認識しておく必要があります。

ららぽーとやアトレの営業時間
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施設タイプ別の大晦日 営業時間傾向(目安)
これはあくまで一般的な傾向であり、実際の営業時間は施設や店舗によって異なります。計画の参考程度にご覧ください。

施設チェーン大晦日(12/31)の
典型的な閉店時間
元日(1/1)の
休業可能性
イオングループ
(イオンモール)
20:00~21:00頃
(比較的遅め)
低い
(時短営業が多い)
三井不動産
(ららぽーと)
19:00頃
(標準化傾向あり)
変動あり
(施設による)
JR東日本
(アトレ)
18:00~19:00頃
(早め)
高い
(全館休業が非常に多い)

※上記はあくまで専門店街全体の時間目安です。QBハウスの「受付終了」はこれより早くなります。

駅ナカやプレミアム店舗の場合

店舗の立地はモールだけではありません。駅の構内や、少し高級な「QB PREMIUM」といった業態もありますが、営業時間を決定する基本ルールはこれまで見てきたものと全く同じです。

駅ナカやプレミアム店舗の場合
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駅ナカ店舗の特有の注意点

駅の構内にある店舗は、その駅の運営スケジュールや、駅ナカ商業施設(エキュートなど)の方針に従います。大晦日は電車の運行スケジュール自体が通常と異なる場合もあるため、それに伴い営業時間が変わることも考えられます。

そして、駅ナカ店舗で一番気をつけたいのが、その店舗が「改札の外」にあるのか、「改札の中」にあるのか、という点です。

改札内店舗の「入場券」コスト
もし利用したい店舗が「改札内」にある場合、電車に乗る予定がなくても、髪を切るためだけに店舗へアクセスするには「入場券」の購入が必要になるケースがほとんどです。これは散髪代(1,350円など)とは別に、JR東日本なら150円程度の追加コストが発生することを意味します。「少しでも安く済ませたい」と思ってQBハウスを選んだのに、想定外の出費になってしまった…ということがないよう、事前に店舗の場所(改札内か外か)をよく確認しておくことをお勧めします。

QB PREMIUM(プレミアム業態)

「PREMIUM」という名前がついており、価格も少し高く(例:1,800円)、シャンプー設備があるなどサービス内容が通常店舗と異なりますが、営業時間のルールは通常店舗と全く同じです。これらの店舗も大手町のメトロピアや阪急梅田駅など、何らかの都市型商業施設や交通拠点に「テナント」として入居しています。したがって、ブランド名に関わらず、その施設の方針に従うという原則に変わりはありません。

qb ハウス 大晦日に行く前の確認術

ここまで、「イオンなら遅め、アトレなら早め」といった施設ごとの営業時間の「傾向」をご紹介してきました。これで大まかな予測は立てられるようになったかと思います。しかし、これらはあくまで一般的な目安に過ぎません。では、私が行きたい「あの店舗」の、100%確実な営業時間はどうやって知ればいいのでしょうか?ここではその最終的な答えと、具体的な確認方法をステップバイステップでご紹介します。

qb ハウス 大晦日に行く前の確認術
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唯一の確実な確認方法とは

混雑が予想される大晦日に、店舗に着いたら「もう受付終了していました…」という悲劇を絶対に避けるために。個別の店舗に関する最終的かつ正確な情報を得る方法は、ただ一つしかありません。

それは、QBハウス公式サイトの「店舗検索」機能を利用することです。

Googleマップや他の情報サイトにも営業時間は表示されますが、年末年始のようなイレギュラーな営業時間の変更が、リアルタイムで正確に反映されているとは限りません。その点、QBハウスの自社公式サイトは、情報の大元です。

これは単なる店舗の住所一覧ページではありません。各店舗の「本日」の営業状況をリアルタイムで提供する、非常に優れた動的な情報システムです。年末年始のような特別な営業スケジュールも、このシステムに正確に反映されます。

唯一の確実な確認方法とは
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情報の正確性の根拠
このシステムは、おそらく各店舗にある「受付発券機」や「店内の混雑状況表示システム」とネットワークで連動していると考えられます。だからこそ、後述する「リアルタイムの待ち人数」まで表示できるわけです。これ以上に正確な情報源は存在しません。
(出典:QBハウス公式サイト 店舗検索

公式サイトでの簡単な調べ方

使い方は非常に簡単です。そして、最も重要なポイントは、必ず「利用する当日」に(できれば家を出る直前に)確認することです。前日に確認しても、当日の突発的な状況(急な混雑による受付終了など)は反映されないからです。

  1. QBハウス公式サイトにアクセスし、「店舗を探す」ページを開きます。
  2. 行きたいお店を、エリア、路線、またはフリーワード(例:「イオンモール京都五条」など)で検索します。
  3. 検索結果に表示された目的の店舗をタップ(クリック)し、詳細ページを開きます。
  4. 「営業時間(本日)」という欄を最優先で確認します。

大晦日当日には、この「営業時間(本日)」の欄に、通常の営業時間(例:10:00〜21:00)とは異なる、「10:00〜19:00 (受付終了18:30)」といった形(※時間はあくまで例です)で、短縮された特別営業時間が正確に表示されます。

見るべきは「閉店時間」より「受付終了時間」
私たちが本当に知るべきなのは、お店が閉まる時間ではなく、「カットの受付を締め切る時間」です。「19:00まで」と書かれていても、それが「閉店時間」なのか「受付終了時間」なのかで大違いです。必ず「受付終了」の時刻を確認してください。

当日の混雑状況をチェック

大晦日のような日は、やはり「新年を綺麗な身なりで迎えたい」と考える人が集中するため、一年のうちでも特に混雑する日の一つだと予想されます。特に、午前中や、買い出しが終わった後の中途半端な午後などが混み合うかもしれません。

公式サイトの店舗検索では、先ほどの「営業時間(本日)」に加えて、現在の「ステータス(営業中、開店前、受付終了など)」、そして一部店舗では「待ち人数」もリアルタイムで表示されます。

この「待ち人数」を確認できるのは、家を出る前に「あ、今5人待ちだな。なら30分後くらいに行こう」などとタイミングを計れるという点で、非常に価値が高い機能です。

【最重要】早すぎる「受付終了」に注意!
これは大晦日において最も警戒すべき点です。QBハウスは予約制ではなく、来た順番で案内するシステムです。

そのため、当日の混雑があまりにひどい場合(例えば、公式サイト上の受付終了時間が「19:00」となっていても、17時の時点で店の外まで行列ができており、明らかに19:00までに全員さばけないと現場が判断した場合など)、公式サイトに表示されている「受付終了時間」よりも大幅に早く、現場の判断で受付を打ち切ってしまう可能性が十分にあります。

大晦日に確実に散髪を済ませたいのであれば、できるだけ午前中の早い時間帯を狙うか、混雑状況をこまめにチェックしながら、時間に余裕を持って行動するのが賢明だと私は思います。

元旦(1月1日)の営業は?

大晦日とセットで気になるのが「元旦(1月1日)の営業」ですが、これはもう「基本的に、ほぼ全ての店舗が休業」と考えておくのが安全です。

まず、QBハウスの基本方針である「年始を除く」が最も強く適用されるのが、この元日です。そして、最大の理由はやはり入居施設にあり、先ほどのアトレのように、多くの商業施設が元日を「全館休業日」としているためです。

「でも、近所のイオンモールは元旦から初売りで営業しているよ?」と思うかもしれません。確かに、一部のイオンモールなどは元旦から営業(短縮営業)している場合もあります。しかし、その中のQBハウスが必ずしも一緒に営業するとは限りません。施設側は開いていても、テナント側(QBハウス)の従業員の確保の問題や、ブランドとしての方針(年始は休業する)など、双方の都合が合致して初めて営業となるためです。

元旦に開いている店舗を探すのは非常に困難であり、基本的には「元旦は休み」と想定して計画を立てるべきでしょう。

元旦(1月1日)の営業は?
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電話での問い合わせについて

「色々と調べたけど、やっぱり不安だから、直接お店に電話して聞けば早いのでは?」と思うかもしれません。しかし、実はこれは「できない」のが答えです。

QBハウスは、コスト削減やオペレーションの効率化のため(カット中に電話対応に追われないようにするため)か、各店舗の個別の電話番号を公開していません。

問い合わせ窓口は、全て中央のナビダイヤル(通話料は利用者負担)に一元化されています。しかし、考えてみてください。その中央受付の方が、全国500以上ある全店舗の、その日のリアルタイムな営業状況や、「今どれくらい混んでいますか?」という個別の混雑具合を把握している可能性は、非常に低いと思われます。

おそらく、ナビダイヤルに電話をしても、結局は「恐れ入りますが、公式サイトの店舗検索ページでご確認いただけますでしょうか」と、私たちが今まさに話している方法へと案内されることが予想されます。そう考えると、通話料と時間をかけて二度手間になるよりも、最初から公式サイトを直接確認するのが最も早くて確実な方法と言えます。

qb ハウス 大晦日まとめ

最後に、大晦日にQBハウスの利用を考えている方へ、重要なポイントをもう一度、簡潔にまとめます。

大晦日にQBハウスへ行く前に確認したいこと

  • 大晦日も営業している店舗は多いですが、営業時間はほぼ確実に短縮されます。
  • 営業時間は全国一律ではなく、入居する施設(イオン、アトレ、ららぽーと等)の方針で決まります。
  • 傾向としてアトレなどは閉まるのが早く(18時頃)、イオンモールは遅め(20時頃)ですが、あくまで目安です。
  • 当日は非常に混雑するため、公式の「受付終了時間」よりも早く締まる可能性があります。午前中など早めの行動が吉です。
  • 元旦(1月1日)は、ほぼ全ての店舗が休業と想定しておくのが無難です。

そして、年末の貴重な時間を無駄にしないために、最も重要な行動は、これです。

家を出る直前に、必ず「QBハウス公式サイト」の店舗検索で、行きたいお店の「営業時間(本日)」と「受付終了時間」、そして「待ち人数」をその目で確認すること。

年末の慌ただしい時期ですが、このひと手間を惜しまないことで、「せっかく行ったのに閉まっていた…」という悲劇を確実に防ぐことができます。事前にしっかり情報をチェックして、無事に散髪を済ませ、さっぱりとした気持ちで素晴らしい新年をお迎えくださいね。

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