1歳の誕生日を迎えてよちよち歩きが始まったり、少しずつ自己主張が出てきたりするこの時期。女の子の健やかな成長と幸せを願う「ひな祭り」は、ご家族にとってかけがえのない大切なイベントですよね。
しかし、初めてのお祝いとなると「具体的に1歳のひな祭りって何をするのが正解なの?」と迷ってしまうママやパパも多いのではないでしょうか。
特に、離乳食完了期(パクパク期)にあたる子供が安全に美味しく食べられる食事メニューやレシピはどうすればいいのか、また記念に残る衣装や飾り付けのアイデアについても、考え始めると悩みは尽きません。
さらに、1月~3月生まれの早生まれのお子様の場合、初節句のタイミングをどうするかや、両家の祖父母を招く際のお祝いのマナーについても事前に知っておきたいところです。
この記事では、私自身の育児経験も踏まえながら、1歳のお子様と一緒に家族みんなで無理なく、そして最高に楽しめるひな祭りのプランをご提案します。
- 早生まれの初節句を翌年に持ち越すメリットと判断基準
- 1歳児が安全に食べられる離乳食寿司やケーキのレシピ
- 動き回る子供から雛人形を守る設置場所と飾り方の工夫
- 写真映えする袴ロンパースの選び方と手作り装飾のコツ
本記事の内容
1歳のひな祭りには何をする?時期や衣装と安全対策
1歳という年齢は、行動範囲がグッと広がり、目に見えるものすべてに興味津々な好奇心旺盛な時期です。
だからこそ、伝統的な行事を行うには「安全」と「子供の機嫌」を最優先にした少しの工夫が必要になってきます。
ここでは、お祝いの時期に関する考え方や、動き回るお子様でも安心して楽しめる飾り付け、そして写真映え間違いなしの衣装選びのポイントについて、詳しく解説していきます。

早生まれの初節句は翌年?1歳で行うメリット
「早生まれ」の悩み:生後すぐのお祝いは負担が大きい
1月、2月、3月生まれのいわゆる「早生まれ」のお子様の場合、生まれて間もない0歳の時に初節句を行うべきか、それとも1歳になってから行うべきか、これは本当に多くのご家庭が悩むポイントです。
例えば、3月3日直前に生まれた場合、退院してすぐにひな祭りがやってくることになります。
産後のママの体調はまだ回復しておらず、赤ちゃんもふにゃふにゃで首も座っていない状態。
そんな中で、親族を招いて食事会を開いたり、立派な雛人形を飾ったりするのは、正直なところ物理的にも精神的にもかなりハードルが高いですよね。
昔からの慣習を大切にする地域やご家庭もあるかと思いますが、現代の育児事情においては、「無理をしない」という選択が最も賢明だと思います。
翌年に持ち越す3つの大きなメリット
一般的には、お母さんの体調や赤ちゃんの成長具合を考慮し、初節句を翌年に持ち越すケースが主流となっています。
無理に生後数日で祝うよりも、1歳になってから祝うことには、実はこんなに大きなメリットがあるんです。
📝1歳で初節句を行うメリット
- 離乳食が進んでいる:
一緒にお祝いメニューを食べられる喜びがあります。 - 表情が豊かになる:
写真撮影で最高の笑顔を引き出しやすくなります。 - 衣装を楽しめる:
袴ロンパースなどを着て、つかまり立ちや座ったポーズがとれます。
0歳の時は寝ているだけの写真になりがちですが、1歳になれば、目の前のご馳走に目を輝かせたり、お雛様を指差して「あ!あ!」と反応したりと、子供自身の「参加感」が全く違います。
私個人としても、お子様の記憶には残らなくとも、ご家族が「この1年でこんなに成長したんだな」と実感できる1歳のタイミングで盛大にお祝いすることをおすすめします。
「去年は大変すぎて何もできなかったけど、今年はこんなにお祝いできたね」という喜びは、育児の疲れを吹き飛ばしてくれるはずです。

祖父母への説明と納得してもらうための言い回し
ただし、ここで一つ壁になるのが「祖父母の意向」かもしれません。
「初節句は生まれた年にやるものだ」という考えをお持ちの方もいらっしゃいます。
そんな時は、「赤ちゃんの体調を一番に考えたい」「来年の方がもっと可愛くお祝いできるから、その姿を見せたい」と、前向きな理由を伝えてみてください。
「今年は簡単な記念撮影だけして、来年みんなで盛大にお祝いしましょう」と提案すれば、きっと納得してくれるはずですよ。
地域の慣習やご家族の意向も大切ですので、ぜひ両家で相談して、みんなが納得できる形を決めてくださいね。
触る対策!コンパクトな飾り方と安全な設置場所
1歳児の行動範囲:つかまり立ちと伝い歩きの危険性
1歳児がいる家庭で最も頭を悩ませるのが、雛人形の設置場所問題です。
この時期のお子様は、つかまり立ちや伝い歩きができるようになり、大人が思っている以上に高いところまで手が届きます。
ローボードやテレビ台の上は、もう安全地帯ではありません。
きらきらした扇、かっこいい太刀、小さなお道具類…これらは子供にとっては魅力的な「新しいおもちゃ」に見えてしまうものです。
誤って触って壊してしまったり、最悪の場合は小さな部品を誤飲してしまったりする深刻なリスクがあります。
📝設置場所の注意点
床置きの豪華な段飾りは、頑丈なベビーサークルで囲わない限り、1歳児の手が届いてしまいます。
「ダメ!」と叱り続けるのも親としてストレスが溜まりますし、子供にとっても楽しくありません。
安全を最優先するなら、タンスやピアノの上、あるいはメタルラックの高段など、子供の手が物理的に「絶対に」届かない高所に設置するのが確実で唯一の解決策です。

おすすめの設置場所とコンパクトな飾り方
最近の住宅事情に合わせて、雛人形も進化しています。
これから購入を検討されている方や、これから出す予定の方におすすめなのが、アクリルケースやガラスケースに入った「ケース飾り」です。
埃からも守れますし、何より子供が触っても人形本体にダメージがいかないという安心感は絶大です。
また、収納箱自体が飾り台になる「収納飾り」も、高さが出るため、1歳児の手が届きにくくなるというメリットがあります。
もし、どうしても低い位置にしか置けない場合は、思い切って今年は飾るのを諦めるか、あるいは「親王飾り(お殿様とお姫様)」だけを高い場所に飾るという「引き算の美学」を取り入れるのも一つの手です。
「見るだけ」を教えるチャンス?触っても良い代替品の用意
一方で、この機会を「教育のチャンス」と捉えることもできます。
1歳後半になれば、少しずつ言葉の理解も進んできます。
「お雛様は見るだけだよ」「綺麗だね、痛い痛いしないようにね」と繰り返し伝え、親と一緒に鑑賞する時間を作ることで、物の大切さを教えるきっかけになるかもしれません。
それでも「触りたい!」という欲求は止められないもの。
そんな時のために、子供が自由に触っても大丈夫な「積み木型の雛人形」や、フェルトで作った「手作り雛人形」、あるいは「ちりめん細工」などを子供の手の届く場所に用意してあげるのが素敵なアイデアです。
「ママのお雛様はこっち、〇〇ちゃんのお雛様はこっちね」と役割を分けることで、子供の好奇心を満たしつつ、本物の雛人形を守ることができます。
衣装は袴ロンパースが人気!お着替えも楽々
なぜ袴ロンパースなのか?オムツ替えと着心地の良さ
ひな祭りの記念撮影に欠かせないのが、可愛らしい衣装です。
1歳児におすすめなのは、なんといっても「袴ロンパース」です。
なぜこれほどまでに人気なのか、その理由は「機能性」に尽きます。
本格的な着物は着付けが大変ですし、帯を締めると苦しくて泣き出してしまう子もいます。
動き回る1歳児に着物を着せるのは、まさに至難の業。
しかし、袴ロンパースなら、見た目は袴そのものなのに、構造は赤ちゃんの肌着と同じ。
股下がスナップボタンで留められるようになっているので、お祝いの最中におむつ替えが必要になっても、サッと対応できるのが最大の魅力です。
素材も綿100%のものが多く、肌触りが良くて伸縮性もあるので、子供もストレスなく過ごせます。
| 種類 | メリット | デメリット | おすすめシーン |
|---|---|---|---|
| 袴ロンパース | 着せやすく動きやすい おむつ替えが楽 価格が手頃 (2,000円~) | 本格的な着物に比べると 簡易的 写真によっては 服っぽく見える | 自宅でのお祝い カジュアルな食事会 |
| 被布(ひふ) | 七五三のような 豪華さがある 高級感が出る きちんとした印象 | 着崩れしやすい 価格が高め 子供が脱ぎたがる 可能性あり | スタジオ撮影 短時間の記念撮影 |
サイズ選びのコツ:大きめよりもジャストサイズを選ぶ理由
最近は、くすみカラーや花柄レースなど、洋風のインテリアにも馴染むモダンなデザインが増えています。
お正月や1歳のバースデーフォトでも着回しができるため、1着持っておくと非常に便利です。
サイズ選びで迷うのが「来年も着られるように大きめを買うか」という点ですが、私は今の体にフィットするサイズ(80cm前後)を選ぶことを強くおすすめします。
大きすぎると襟元がだらしなく開いてしまったり、袴の裾を踏んで転んでしまったりする危険があるからです。
「今この瞬間」を一番可愛く残すために、ジャストサイズを選んであげてください。
もしサイズアウトしてしまっても、メルカリなどのフリマアプリで需要が高いので、次の誰かに譲ることもできますよ。

ヘアアクセサリーの工夫:嫌がらないヘアバンドの選び方
衣装が決まったら、髪飾りも合わせたいですよね。
でも、1歳児は髪の毛が少なかったり、ピンを嫌がってすぐに取ってしまったりすることも。
そんな時は、柔らかい素材の「ヘアバンド」がおすすめです。
和柄のちりめんリボンがついたヘアバンドなら、薄毛ちゃんでも一気に華やかになります。
締め付けが強くない、ゴムが太めで柔らかいものを選ぶのがポイント。
撮影の直前にサッとつけるのが、機嫌を損ねないコツですよ。
100均で手作り!映えるおうちフォトの飾り付け
ダイソー・セリアで揃う!ひな祭り装飾アイテム
スタジオ撮影も素敵ですが、自宅でリラックスした表情が撮れる「おうちフォト」も人気です。
「でも、飾り付けのセンスがないし、お金もかけられない…」と諦める必要はありません。
今は、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップに行けば、驚くほどクオリティの高いひな祭りグッズが手に入ります。
2月に入ると特設コーナーができ、桃の花の造花(アーティフィシャルフラワー)、和柄のペーパーファン、「ひなまつり」と書かれた木製のレターバナー、ウォールステッカーなどがずらりと並びます。
これらを組み合わせるだけで、プロ顔負けのフォトブースが作れるんです。
壁面を飾るテクニック:マスキングテープとガーランド
飾り付けのポイントは、壁一面をキャンバスに見立てること。
賃貸住宅でも安心なように、マスキングテープを活用しましょう。
例えば、桃の花の造花を壁にマスキングテープで直接貼り付けるだけでも、立体感のある華やかな背景になります。
また、和柄の折り紙を蛇腹に折って円形にした「ペーパーファン」を大小いくつか作って壁に貼ると、一気に和モダンな雰囲気が出ます。

📝おすすめの撮影アイデア
- 背景:
壁にペーパーファンやガーランドを貼る。高さは子供が座った時の頭の位置に合わせる。 - 床:
毛氈(もうせん)代わりの赤いフェルト(手芸コーナーにあります)を敷く。 - 小物:
命名書や名前旗を背景に入れる。「1」のナンバーバルーンを持たせる。 - 照明:
部屋の電気だけでなく、自然光が入る窓際で撮影すると、肌が綺麗に写ります。
撮影のコツ:自然光と子供の機嫌が良い時間帯
撮影で一番大切なのは、子供の目線の高さに合わせてカメラを構えることです。
大人が立ったまま見下ろして撮るのではなく、這いつくばって同じ目線になることで、臨場感のある写真が撮れます。
また、機嫌の良い時間帯(お昼寝のあとやご飯のあと)を狙うのも鉄則。
お気に入りのおもちゃであやしながら、自然な笑顔を引き出してください。
100均グッズなら、万が一子供がぐしゃぐしゃにしてしまっても「ま、100円だし!」と笑って許せるのも、親の精神衛生上良いポイントですよね。
祖父母からのプレゼントや知育玩具の選び方
雛人形以外の選択肢:長く使える木製おもちゃ
初節句のお祝いとして、祖父母から「何かお祝いを贈りたいけれど、何がいい?」と聞かれることも多いでしょう。
伝統的には雛人形を贈られるケースが多いですが、最近では住宅事情に合わせて「購入資金」や「知育玩具」を贈るケースも増えています。
もし雛人形は自分たちで用意した、あるいは置く場所がないという場合は、1歳の女の子へのプレゼントとして、指先を使う遊びができる「木製のおもちゃ」や、長く遊べる「おままごとセット」をリクエストしてみてはいかがでしょうか。
木のおもちゃはインテリアを邪魔しませんし、耐久性も高いので長く愛用できます。
型はめパズルや、音が鳴る積み木などは、1歳の発達にもぴったりです。
絵本のプレゼント:ひな祭りの意味を伝える読み聞かせ
また、ひな祭りをテーマにした絵本も素晴らしいプレゼントになります。
「もりのひなまつり」や「おひなさまのいえ」、「おいしいおひなさま」など、ひな祭りの由来や楽しさを描いた絵本はたくさんあります。
読み聞かせを通じて、行事の意味を楽しく伝えることができますし、毎年ひな祭りの時期になるたびに読み返すことで、季節感を感じる情操教育にもつながります。
場所を取らないので、親としてもありがたい贈り物です。

現金やカタログギフトの場合の相場とマナー
もしリクエストを聞かれたら、遠慮しすぎずに「場所を取らないもの」や「今興味を持っている遊び」を伝えると、お互いに満足度の高いプレゼント選びができるはずです。
現金でお祝いをいただく場合の相場は、祖父母からは数万円~10万円程度、親戚からは5,000円~1万円程度が一般的ですが、これも地域や関係性によります。
いただいた場合は、後日、お子様がプレゼントで遊んでいる写真や、お祝いの席の写真を添えてお礼を伝えると、成長した姿を見せることができて一番の恩返しになりますよ。
1歳のひな祭りで何をする?食べられるご飯とケーキ
お祝いの席で最も重要なのが食事ですが、1歳児はまだ消化機能が未熟で、大人と同じちらし寿司は食べられません。
「せっかくのお祝いだから豪華にしたいけど、何を作ればいいの?」と悩むママへ。
ここでは、離乳食完了期のお子様でも安心して食べられる、ひな祭り向けのアレンジレシピや絶対に知っておきたい注意点について、どこよりも詳しくご紹介します。

離乳食期の注意点!生魚や餅などNG食材リスト
絶対に避けたい危険食材:生魚・餅・蜂蜜
まず大前提として、一般的なひな祭り料理には1歳児にとって危険な食材が含まれていることがあります。
お祝いムードでつい気が緩んでしまいがちですが、子供の安全を守るために、以下の食材は避けるか、必ず代替品を使うように徹底しましょう。
📝1歳児に避けるべき食材
- 生魚(刺身・イクラ):
消化機能が未熟なため、食中毒や寄生虫(アニサキス等)のリスクがあります。3歳頃までは避けるのが無難です。 - 餅・団子:
粘着性が高く、喉に詰まらせる窒息の原因になります。噛み切る力も飲み込む力もまだ不十分です。 - 市販のひなあられ:
大人用のあられには、硬い豆や大きなあられが含まれています。これらは誤嚥の危険性が非常に高いです。 - 蜂蜜:
1歳を過ぎれば摂取可能ですが、ボツリヌス菌のリスクを考慮し、体調によっては避けた方が良い場合も。あえてこの日に初めて与える必要はありません。

誤嚥のリスクがある食材と公的機関の注意喚起
特に「豆類」や「硬いお菓子」による誤嚥・窒息事故は、消費者庁からも強く注意喚起されています。
節分の豆だけでなく、ひなあられに入っている大豆なども同様です。
「1歳から食べられる」と明記された、口どけの良い赤ちゃん用のひなあられやお煎餅を選ぶようにしましょう。
(出典:消費者庁『食品による子供の窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!』)
アレルギーへの配慮:卵や小麦を使う際の代替案
また、ちらし寿司によく使われる「卵」や「エビ」もアレルギー特定原材料です。
もしアレルギーがある場合や、まだ試していない場合は、カボチャやコーンで黄色を出したり、白身魚や鶏ささみでタンパク質を補ったりと、食べ慣れた食材で代用してください。
これらの食材を使わなくても、見た目を工夫することで十分に豪華なお祝いプレートを作ることができます。
安全第一で、子供が食べ慣れている食材を中心に構成することが、楽しい食事時間を過ごすための鉄則です。
軟飯でちらし寿司風!牛乳パックで作る菱餅ご飯
酢飯はNG?1歳児でも食べやすいご飯の味付け
大人用のちらし寿司に見立てた「離乳食寿司」は、見た目も華やかでおすすめです。
しかし、通常のお寿司に使う「酢飯」は、酸味が強くて嫌がる子もいますし、砂糖や塩分も気になります。
そこでおすすめなのが、かつお出汁や昆布出汁を少し混ぜた「出汁ご飯」や、白すりごまを混ぜた「風味ご飯」です。
これなら、普段の離乳食と同じ感覚でパクパク食べてくれますし、塩分も控えられます。
ご飯の硬さは、お子様の成長に合わせて「軟飯」か「普通のご飯」を調整してくださいね。
3色菱餅ごはんの作り方:牛乳パックを使った成形テクニック
ひな祭りらしい「菱形」のご飯を作るには、特別な型を買う必要はありません。
どこの家庭にもある「牛乳パック」を型として使うのが一番便利で経済的です。
3色菱餅ごはんの作り方(牛乳パック型使用)
- 型の準備:
洗って乾かした牛乳パックを高さ4cmほどの輪切りにし、手でひし形に整えてテープで留めます。 - 緑の層(下段):
軟飯に青のりや細かく刻んだブロッコリー、ほうれん草ペーストを混ぜて緑色にします。 - 白の層(中段):
そのままの白い軟飯、またはシラスを混ぜたご飯を入れます。 - ピンクの層(上段):
軟飯に鮭フレーク(塩分控えめ)、細かく刻んだトマト、または桜でんぶ(無添加のもの)を混ぜてピンク色にします。 - 成形:
下段から順に型に詰め、スプーンの背で軽く押して平らにします。最後にゆっくりと型を上に抜けば完成!

彩りを添えるトッピング:錦糸卵や茹で野菜の活用
仕上げのトッピングには、薄焼き卵を細切りにした錦糸卵風や、花型に抜いて茹でた人参、茹でた絹さや(筋を取って刻んだもの)を飾れば完璧です。
100均で売っている野菜の抜き型(桜の形など)を使うと、一気にプロっぽい仕上がりになりますよ。
見た目は大人顔負けのちらし寿司ですが、中身はすべて子供が食べられる安全な食材。
これならママも安心して見ていられますし、子供も「大人と同じ!」と喜んでくれるはずです。
水切りヨーグルトで安心!1歳からのケーキレシピ
生クリームの代用:水切りヨーグルトの作り方とコツ
お祝いの席にはデザートのケーキも用意したいところですが、市販のケーキに使われる生クリームは脂肪分が高く、砂糖もたっぷり入っているため1歳児には向きません。
そこで活躍するのが、離乳食ケーキの定番「水切りヨーグルト」です。
プレーンヨーグルトを一晩(または数時間)、キッチンペーパーを敷いたザルに入れて冷蔵庫で水切りをするだけで作れます。
しっかりと水分が抜けると、まるでクリームチーズや濃厚な生クリームのような硬さになり、ナッペ(塗ること)や絞り袋に入れてデコレーションすることも可能になります。
酸味が気になる場合は、少量の砂糖やメープルシロップ、きな粉を混ぜてあげると食べやすくなりますよ。
スポンジの代用:食パンやパンケーキで手軽に
スポンジケーキの代わりには、サンドイッチ用の食パンを丸く型抜きして使ったり、ホットケーキミックス(赤ちゃん用がおすすめ)で作ったパンケーキを使ったりするのが手軽です。
食パン、水切りヨーグルト、スライスしたイチゴを交互に重ねていけば、立派なショートケーキの完成です。
食パンを使う場合は、耳を切り落として、コップなどで丸く抜くと綺麗な円形になります。
パンケーキの場合は、小さめに焼いて積み重ねると、タワーのような可愛いケーキになります。
フルーツデコレーション:イチゴを使った華やかな盛り付け
デコレーションには、ひな祭りの時期に旬を迎える「イチゴ」が欠かせません。
赤色は魔除けの意味もあり、何よりケーキを一気に華やかにしてくれます。
側面のクリームを綺麗に塗るのが難しい…という方は、赤ちゃん用のボーロやビスケット、細長いスティック状のクッキーなどを側面に貼り付けて隠してしまうのがおすすめ!
リボンで結べば、売り物のような可愛さになります。
最近流行りの「スマッシュケーキ(手づかみで自由に食べるケーキ)」として、豪快に食べてもらうのも楽しいイベントになりますよ。

離乳食プレートで華やかに!完食できるメニュー
手づかみ食べメニュー:ハンバーグやおにぎりの工夫
お寿司やケーキ以外にも、手づかみ食べができるおかずメニューを取り入れると、子供自身が楽しみながら食事ができます。
例えば、豆腐ハンバーグや鶏つくねを作る際に、男雛・女雛の形に成形したり、海苔で顔を描いたりするのも良いアイデアです。
また、ポテトサラダやマッシュポテトを丸めて、薄切りのきゅうりや人参を巻いて「手まり寿司風」にするのもおすすめ。
これならご飯だけでなく、野菜もバランスよく食べられます。

お吸い物の注意点:ハマグリの出汁と具材の工夫
ひな祭りの定番「ハマグリのお吸い物」ですが、ハマグリの身自体は弾力が強くて噛み切れないため、1歳児には与えない方が無難です。
しかし、ハマグリから出る良い出汁は旨味たっぷりで美味しいので、出汁だけを取り分けて使いましょう。
具材には、サイコロ状に切ったお豆腐や、お花の形のお麩(ふ)、柔らかく煮た人参などを入れてあげると、雰囲気も味わえて安心です。
大人用のお吸い物を作る途中で、味付け前に取り分けるのがポイントです。
完食を目指すための盛り付け量とバランス
最後に大切なのは、「完食できる量」に調整することです。
お祝いだからといって、あれもこれもと盛りすぎると、食べきれずにぐずってしまったり、遊んでしまったりすることもあります。
「全部食べられた!」という達成感は、子供にとっても嬉しい体験です。
いつもの食事量を目安に、彩りを豊かにすることを意識してみてください。
余った分はママやパパが美味しくいただきましょう。
【まとめ】1歳のひな祭りで何するか迷ったら安全と記録を優先
無理をしないことが一番!親の負担を減らす考え方
ここまで、1歳のひな祭りにおける過ごし方や食事についてたっぷりとご紹介してきました。
初めてのことが多く、準備に気合が入りすぎて疲れてしまうこともあるかもしれませんが、一番大切なのは「お子様の健やかな成長を家族みんなで笑顔で祝うこと」です。
豪華な手料理や、完璧なインスタ映えする飾り付けができなくても、安全に配慮し、誰も怪我をせず、笑顔で過ごせたなら、それは間違いなく最高のひな祭りと言えます。
「やらなきゃいけない」ことよりも「やりたい」ことを優先して、ママ自身も楽しんでくださいね。
1歳のひな祭りチェックリスト
□ 雛人形は子供の手が届かない場所に設置したか?(高所への移動)
□ 食事メニューにNG食材(生魚・餅・硬い豆・蜂蜜)は含まれていないか?
□ 衣装(袴ロンパースなど)のサイズ確認は済んだか?
□ 写真撮影の準備(カメラ・スマホの充電・容量の確保)はOKか?
記憶に残る写真撮影:家族みんなで撮る大切さ
1歳の今の記憶はお子様には残らないかもしれません。
でも、写真や動画に残しておくことで、将来お子様が大きくなった時に一緒に見返して「こんなに愛されて育ったんだな」と感じることができる素敵なプレゼントになります。
そして忘れがちなのが、ママやパパも一緒に写ること!
子供だけの写真ばかりになりがちですが、ぜひタイマーや自撮りを使って、家族全員の集合写真を残してください。
無理のない範囲で、ご家庭らしい温かくて幸せなひな祭りをお過ごしください。